月のアート展 VOl.7

月のふね

京都府相楽郡精華町にあるけいはんな記念公園。
関西文化学術研究都市の建設を記念する公園で、日本の里の風景をテーマにしています。日本庭園や棚田風の広場、季節の行事も盛りだくさんの素敵な公園です。毎年、秋に開催されている月のアート展に参加しました。

2012.09.24【けいはんな記念公園】月のアート展


先週末より、京都府精華町にある けいはんな記念公園で 月のアート展が始まりました。

鹿が歩いている公園も大好きだけど、こちらの公園も大好き。週末は、家族連れがお弁当を食べたり、ボール遊びしたりする姿が見られるのですが、広いせいなのか程よく静か。緑に囲まれ、小川のせせらぎを聞きながらお散歩できるエリアもあり、心地好い風を受けながらウォーキング。水の流れる音って、本当に落ち着く・・・♪

ギャラリーのある水景園へ。園内は、自然と芸術が融合した美しい空間。だけど、堅苦しい感じがしないアットホームな雰囲気。鯉に餌をやる子どもたちや、カメラ片手に散策するご夫婦の姿とか・・・ほのぼのムードもあって、和むのです♪

今週土曜日、午後17:30~ ”観月の夕べ”が開催されます。その時間、水景園は入場無料になります。ヴァイオリンやお箏、雅楽も登場する月の音楽会や、ちょっとした食べもの・雑貨屋さんが並ぶ 月夜のマーケット、そして、月のアート展!など、月をテーマにしたイベントです。秋の夜、お出かけしてみませんか?
観月の夕べについて詳しくはHPをご覧ください♪

【 月のアート展 VOl.7 】も開催中♪

場所: けいはんな記念公園 水景園内 ギャラリー月の庭
期間: ~2012年9月30日(日)
時間: 9:00―17:00(9/29は、21:00まで)
けいはんな記念公園HP : https://keihanna-park.net/

さて、(まだ続く☆)

日曜日、月のアート展の講評会に参加しました。会場には、月をテーマにしたさまざまなジャンルの作品が約60点並んでいます。今回は、絵画、書道、といった平面作品から、陶芸・工芸・ガラス・アクセサリーといった立体作品、それから、映像作品も!バラエティーに富んだ様々な 月 があって見応えがありました。展示を見ながら、一人ずつ作品紹介をし、それについて専門の先生方が講評してくださいます。いろんな制作の想いを聴くのも刺激になりますし、何より、先生のおはなしが面白く楽しい!美大生が授業を受ける感覚ってこんな感じなのだろうか~

ちなみに、私は「月のふね」というタイトルで、万葉集 柿本人麻呂のうたの世界をイメージして描きました。

天の海に
雲の波立ち
月の船
星の林に
漕ぎ隠る見ゆ

夜空に浮かぶ月を船に見立てて詠まれたうたです。空は海に、雲は波に、月が船となり、星は林に。万葉集は恋のうたが多いのですが、自然の神秘的で壮大な様子に とても感動しました。昔々の人も空を見上げて同じような気持ちで感激していたとしたら・・ なんだか ステキ!と思ったお気に入りのうたです。人間性が現れるのか”壮大”さの表現力が乏しいけれど(笑)、絵の世界観はまずくないというようなお言葉を頂戴しましたので ポジティブに(切り取って)受け止めて、これからも 自分らしく楽しく作る心を大切にしたいなぁと思います。

大作揃いの中に入ると小粒な絵です(。・・。) お出かけされましたら、ぜひぜひ見つけてください~m(==)m♪

けいはんな記念公園

京都府相楽郡精華町精華台6-1
水景園開園時間:午前9時~午後5時
*入園は午後4時半まで
休園日:年末年始 (12/28~1/4)
*臨時休園あり 詳しくはHPへ

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