【 奈良まほろば ものがたりさんぽ 】第一巻 奈良県橿原市今井町

みなさん、こんにちはでござる!

奈良のものがたりを集めるため、旅をしている子鹿の忍者 ニン鹿の「まほまる」でござる!

やってきたのは、江戸時代の町並みがひろがる「橿原市今井町」。

まるでタイムスリップしたみたいな、とっても素敵な町なのでござるよ!
※「まほまるって誰?」という方は、こちらの【奈良まほろばものがたりさんぽ はじまりの第0巻】をご覧あれ!

それでは、さっそく今井町のものがたり探しへ出発でござる〜!

今井町ってどんな町?

まず、この町のおすすめポイントをパパパッとまとめてみたでござる。

①おさんぽにぴったりの町

南北約310m、東西に約600mのなかが重要伝統的建造物郡保存地区になっているでござる。東から西までぶらぶら15分♪
これだけの建物や町並みが残っているのは全国的に見ても珍しく、奇跡の町と呼ばれているのでござる!

②昔の家を見てみよう!

重要文化財になっている古民家の見学ができるよ。
かまどという昔の台所のコンロや、煙を逃すための煙突の役割になる窓、煙だしなど、当時の暮らしがわかるでござる♪

③「大和の金は今井に七分」

江戸時代は商いが盛んで、奈良県のお金の七割は今井町でやりとりされていたとか。
お金がたくさん集まる町で、「海の堺、陸の今井」とも言われていたでござる。

では、今回みつけた橿原市今井町の戦国時代のものがたりを報告するのでござる~

江戸時代より前の戦国時代、今井町にも戦いの歴史がありました。

当時の今井町は、一向宗という仏教の教えをみんなに広げようと奈良の拠点の一つとして大きくなった町。
人々は大切な場所を守るために、町のまわりを堀で囲み、9つの門で出入りを厳しく見張って、敵の侵入も防いでいました。

この一向宗と10年以上長い間対立していたのが、天下統一を狙う織田信長。

大戦に勝利した信長に、今井町もいよいよ滅ぼされるのか?!
最大のピンチ!!!…となったその時、明智光秀や堺の茶人が間に入り、和睦を結ぶことに。
こうして仲直りをし町は、守られたのでありました。

今も称念寺には明智光秀の文書(お手紙)が残されています。
書面には、堀を埋めなさい、武器を捨てなさい、など和睦のルールが書かれていました。

今井町は、それを受け入れ、平和を選びました。

そうして戦いの町から商人の町へと進化していくことになりました。おしまい。

和睦イメージ

・・・という訳で、戦国の時代の今井町、ドキドキしたものがたりでござりましか!
町が守られてホッとしたでござるよ。

今井町の見どころ!

つづいては、見どころをぎゅっ!とまとめてみたでござる。3つご案内するのでござる。

外からつながっている道で、壁に突き当たるようT字型になっていたり、四つ角も曲がりにくいように卍型になっていたりするでござる。これは、戦国時代、敵が一斉に攻め込んできた時に力を抑えられるようになっていた名残でござる。

鍾馗さんという鬼はご存じでござるか?京都では魔除けに屋根の上に設置されることも多いそう。
今井町では、町外の道へ面している家の屋根に鍾馗さんがいらっしゃって、悪いものが入ってこないようにとジロリ!と見張っているのだとか。みんなで町を守ろう!という気持ちが屋根の上にも現れているでござるな。

今井町は観光スポットではありますが、今も人々が暮らしている町。いつもの生活の時間が穏やかに流れてるでござる。静かな夕方の町並みは、江戸時代へタイムスリップした気分になるでござる。

近くには、世界遺産で盛り上がる飛鳥・藤原のスポットも!

ぜひ、今井町も一緒におススメしたいのでござる。

夕暮れ時、町の人々が大切に守り受け継がれてきた家々が連なる様子はとーっても!美しいでござるよ。

夕暮れに染まる今井町

【今井町へのアクセス】は…
近鉄八木西口駅から徒歩3分。大きい荷物を預けるコインロッカーなどはないのでご注意されよ。
東西に1日最大520円の市営の駐車場があるでござる。

奈良まほろばものがたりさんぽ第1巻、以上でござる!


次回をお楽しみニンニーン♪